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インタビュー

医療法人社団恵怜会

約40のRPAロボが支える“人を活かす医療現場”とは

医療法人社団恵怜会様 インタビュー
医療法人社団恵怜会 事務長 藤谷 亮介 様
医療法人社団恵怜会
事務長 藤谷 亮介 様

医療法人社団恵怜会様は在宅の総合病院を目指すことを掲げ、内科、外科、整形外科、精神科、皮膚科、緩和ケア、眼科など多様な診療科をカバーし、多職種のスタッフと連携して訪問診療を行っています。

今回は事務長の藤谷様にお話を伺いました。

この事例のポイント

ポイント1

複数拠点で40体のロボを導入!

3つのクリニックにモレナクを導入。居宅療養管理指導書の送信、レセプトチェック、医事文書作成などの作業を順次自動化し、現在は約40体のロボが稼働しています。

ポイント2

レセプト業務を効率化し、残業時間を削減!

レセプトチェックや医事文書作成のロボ化で、作業時間を1日2〜3時間から1時間程度に短縮。人的ミスが減少し、休日出勤も解消。限られた人員でも一定品質で処理できる体制を構築しました。

ポイント3

属人化を解消し、全員が同じ品質で業務を遂行!

モレナクの導入により、担当者の経験や手順の違いによる処理のばらつきを解消。誰でも同じ手順・精度で実行できる環境を整備しました。全スタッフが業務全体を把握しやすくなり、組織運営の安定化につながりました。

インタビュー

導入の背景「在宅の総合病院」を支えるために――モレナクで“人が活きる”働き方へ

まず、医療法人社団恵怜会様について教えてください。

当法人は2007年に開設し、大和市と相模原市に3つのクリニック(山本クリニック・相模ライフクリニック・北里大学前ライフクリニック)を展開しています。

“在宅の総合病院を目指す”ことを掲げ、内科、外科、整形外科、精神科、皮膚科、緩和ケア、眼科など多様な診療科をカバーし、多職種のスタッフと連携して訪問診療を行っています。

医事課を中心に、どのような課題があったのでしょうか?

書類対応が多く、記載漏れや期限遅れ防止などのチェックに時間がかかっていました。レセプト業務では、特定疾患や加算要件の確認など細かい作業が多く、月初から10日間ほどは休日出勤や2〜3時間の残業が当たり前の状態でした。人によって作業手順が異なり、効率化が大きな課題でした。

医療法人社団恵怜会様 オフィスの様子

導入のきっかけ“属人化からの脱却”を目指して――RPAという新たな選択肢

RPAを導入しようと思ったきっかけを教えてください。

正直、最初は“RPA”という言葉も知りませんでした。ただ、外部委託という選択肢は考えておらず、“人”に頼るのではなく、“システムで解決する”方法を探していました。そんな中でモレナクを知り、書類作成やレセプトの請求漏れを減らせるのではないかと期待しました。

当初、スタッフの皆さんの反応はいかがでしたか?

“RPAって何?怪しくない?自分の仕事がなくなるのでは?”といった不安の声が多かったです。でも、導入によって“どんな働き方ができるようになるのか”を一緒に具体的にイメージしてもらうようにしました。

たとえば、“残業が減ったらどんな時間を過ごしたいか”を話し合ったり、漏れや抜けやすいポイントをカバー出来ればどれくらい効率を図れるか、導入後の有意義な時間の使い方や業務フローを図で見せたりして、“自分たちの仕事がより良くなる”という実感を持てるようにしたんです。そのイメージが共有できたことで、次第に前向きな意見が増えていきました。

導入した業務と現場の変化3拠点同時導入から始まった、“40体ロボ”の共働体制

実際にはどのような業務からロボ化を始めたのでしょうか?

まず、居宅療養管理指導書のFAX送信を自動化するロボを、3クリニック同時に導入しました。その後、レセプトサポートロボも導入し、現在はオリジナルロボを含めて約40体のロボが稼働しています。

かなり大規模な運用ですね。どのような変化がありましたか?

レセプトチェックや医事文書作成などの作業時間が大幅に短縮されました。以前は一人あたり1日2〜3時間の残業がありましたが、今では1時間程度に収まっています。作成漏れもなくなり、全体の作業スケジュールが安定しました。

医療法人社団恵怜会様 オフィスの様子

導入前の課題と解決限られた人員と時間の中で、品質を守る仕組みを

導入前は、特にどんな課題が大きかったのでしょうか?

人手を増やすのではなく、限られた人数でいかに業務を回すかが一番の課題でした。レセプト期間中は連休があると休日出勤も発生していましたが、導入後はほぼ解消しています。また、人的ミスも大幅に減り、全スタッフが業務全体を把握できるようになりました。

属人化していた部分も改善されたのですね。

はい。以前は、人によってやり方や癖があったり、経験年数によって業務スピードに差がありましたが、ロボの導入で誰でも同じ精度で処理できるようになりました。まさに、“人を減らすためのシステム”ではなく、“人を活かすための仕組み”です。

導入後の効果数字以上に大きかった、“心のゆとり”という変化

実際、どのくらい業務効率が改善しましたか?

レセプトチェック開始から会計カード提出までの期間が1〜2日短縮されました。また、時間の余裕ができたことで、スタッフが電話対応や患者様への応対により丁寧に時間をかけられるようになりました。単なる時間削減ではなく、“気持ちのゆとり”が生まれたのが一番大きいですね。

医療法人社団恵怜会様 モレナクの作業風景
"モレナク"の作業風景

操作性とサポート体制“簡単で安心”が、定着の決め手に

初めてロボを使ったときの印象はいかがでしたか?

“とにかく簡単!”でした。RPAというと難しそうな印象がありましたが、実際に使ってみると直感的に操作できました。スタッフも使う前は疑心暗鬼な様子でしたが、すぐに不安がなくなりました。

サポート面ではいかがでしょう?

QUEEN’Sさんのサポートはとても丁寧です。導入前後のフォローや定期的なフィードバック、トラブル対応も迅速で助かっています。現場と一緒に仕組みをつくっていく姿勢に、信頼感がありますね。

導入を検討している方へ“ミスのない安心感”が、医療現場を強くする

医療法人社団恵怜会 事務長 藤谷 亮介 様

“ミスのない安心感”が何よりのメリットです。

確実に業務を遂行してくれるロボがいることで、スタッフは本来の仕事に集中できます。モレナクは単なる自動化ツールではなく、私たちの現場を支える心強いパートナーです。これからもQUEEN’Sさんと一緒に、より良い仕組みを作っていきたいと思っています。

医療法人社団恵怜会 事務長 藤谷 亮介 様

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