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インタビュー

医療法人社団 輝彩 ヒカリノ診療所

「生きるをサポートする」
地域医療の現場から生まれた、業務改善への挑戦。

医療法人社団 輝彩 ヒカリノ診療所様 インタビュー
医療法人社団 輝彩 ヒカリノ診療所 理事長 平山 匡史 様
医療法人社団 輝彩 ヒカリノ診療所
理事長 平山 匡史 様

「生きるをサポートする専門医として」「24時間365日の安心」「日常にちょっとした感動を」「多職種の連携」を大切にし、病気だけでなく感情や社会的な背景まで含めて総合的に支える医療法人社団 輝彩 ヒカリノ診療所様。

今回は理事長 平山 匡史 様にお話を伺いました。

この事例のポイント

ポイント1

書類業務や定型業務を自動化し、一人ひとりの作業を削減!

訪問看護指示書や居宅療養管理指導書の作成をモレナクで自動化。定型処理をロボが担うことで業務量を削減。患者さまの対応により多くの時間を充てられるようになりました。

ポイント2

導入初期から効果を実感、すぐに現場へ定着!

モレナクの導入により、書類作成やチェック業務で発生していた抜け漏れを防止。処理の正確性が向上し、業務全体の安定化を実現しました。

ポイント3

トライ&エラーで成長するチームへ!

ロボ導入を通じて、改善を続ける体制が定着。自動化をきっかけに業務理解が深まり、組織全体が前向きに変化。スタッフが主体的に業務進化を推進する文化が生まれました。

インタビュー

クリニック紹介

まずは、ヒカリノ診療所さまのご紹介をお願いします。

令和4年に大分県大分市で開院しました。

「生きるをサポートする専門医として」「24時間365日の安心」「日常にちょっとした感動を」「多職種の連携」を大切にしています。

人はそれぞれ価値観が異なり、必ずしも合理的な選択ばかりをするわけではありません。だからこそ、ご本人やご家族の想いを尊重し、病気だけでなく感情や社会的な背景まで含めて総合的に支えたいと考えています。

ご自宅で安心して過ごせるよう、さまざまな取り組みを通じて“安心”を提供し、笑顔がこぼれるような診療を心がけています。また、地域の医療・介護の専門職と連携し、より質の高いケアを追求しています。

医療法人社団輝彩 ヒカリノ診療所様 オフィスの様子

導入の背景

モレナクを導入されたきっかけを教えてください。

日々の業務の中で、書類作成などの単純作業に多くの時間を費やしていました。

特に訪問診療では、患者さま一人ひとりに合わせた書類が多く、どうしてもスタッフの負担が大きくなってしまいます。「もっと生産性を高めたい」「時間を有効に使いたい」という想いがあり、自動化の仕組みに興味を持ったことがきっかけでした。

以前からRPAの存在は知っていましたが、実際にどう活用できるかまではイメージできませんでした。そんな中でモレナクに出会い、「これなら自分たちの業務に寄り添った形で使えそう」と感じ、導入を決めました。

訪問看護指示書作成のロボ導入が、チームにとって大きな転機となりました。成果を実感できたことで、「トライ&エラーを重ねながら業務を進化させていく」という意識が生まれ、その後の自動化拡大にもつながりました。

導入前の課題

導入前には、どのような課題がありましたか?

書類作成やカルテチェックなど、どうしても時間と手間のかかる業務が多くありました。

単純な作業ほど担当者のモチベーションに左右されやすく、生産性を高めることが難しいと感じていました。特に、看護師や事務スタッフが行う医事文書作成や確認作業は、限られた時間の中で大きな負担になっていました。

採用も決して容易ではなく、「限られた人員で、より良いケアを続けていくにはどうすればいいか」という点が大きな課題でした。モレナク導入以外にも、AI入力や外部委託など、さまざまな方法を検討しましたが、どれも現場のスピード感や柔軟性を十分に満たすものではありませんでした。

「自分たちの手で改善できる仕組み」を探し続ける中で出会ったのが、モレナクです。もちろん外部委託にも良さはありますので、今後は併用も視野に入れています。

ただ、その前提としてモレナクが業務のベースにあり、外部委託は「突発的な退職や人員変動があっても業務を止めない」ための仕組みとして考えています。やはり、“自社でコントロールできること”が第一だと考えています。

導入後の効果

モレナク導入後、どのような効果を感じていますか?

導入後は、書類作成や定型業務の“抜け漏れ”が減り、業務全体の正確性と効率が大きく向上しました。

特に効果を感じているのが、訪問看護指示書と居宅療養管理指導書の作成です。これまで、訪問看護指示書の作成に1人あたり約3分(約100人分)、居宅療養管理指導書の作成に1人あたり約1分(約300人分)を要していました。
モレナク導入により、これらの作業をロボが自動化することで、合計約10時間分の業務削減を実現しました。

実は導入当初、「本当にちゃんと動いてくれるのかな?」と思っていたのですが、実際にロボが動いている様子を自分の目で見たときに、思わず「疑ってごめんね(笑)」と感じました。

その瞬間、「これなら大丈夫だ」と確信できたのを今でもよく覚えています。
その結果、スタッフがより多くの時間を患者さま対応に充てられるようになり、医師も診察時に患者さまとじっくり向き合えるようになりました。単なる業務効率化にとどまらず、チーム全体が前向きに働ける環境づくりにつながっています。

医療法人社団輝彩 ヒカリノ診療所様 モレナクの作業風景
"モレナク"の作業風景

サポート体制

サポート体制や導入後の印象について教えてください。

導入時は現場が忙しく、対応が後回しになってしまうこともありましたが、担当の方が根気強くサポートしてくださり、安心して進めることができました。

トライ&エラーを重ねながら、一緒に仕組みを作り上げていけたことがとても心強かったです。トラブルが発生した際も、その都度すぐに対応していただき、課題を一つひとつ解決しながら次のステップへ進むことができました。

サポートの丁寧さやスピード感はもちろん、「現場に寄り添ってくれている」という安心感が大きかったです。今では、QUEEN'Sさんもチームの一員のような存在です。

単なるシステム提供ではなく、「一緒により良い現場をつくるパートナー」として伴走してもらっていると感じています。

今後の展望

今後の展望、モレナクへの期待を教えてください。

RPAやモレナクには、まだまだ活用の幅があると感じています。今後は、他の医療機関の事例や活用方法を共有し合えるような機会があれば嬉しいですね。

それぞれの現場で少しずつ工夫しながら使っていると思うので、互いのノウハウを知ることで、さらに良い活用方法が見つかると思っています。また、導入当初は不安もありましたが、振り返ると「やってよかった」と心から感じています。

モレナクは単に業務を楽にするだけでなく、スタッフが成長し、組織として前向きに変化していくきっかけをくれました。今後も、より多くの現場で“現場に寄り添う自動化”が広がっていくことを期待しています。

導入を検討している方へ

医療法人社団 輝彩 ヒカリノ診療所 理事長 平山 匡史 様

モレナクの導入を検討している方には、まず「完璧を求めすぎず、試してみること」をおすすめします。

ロボは最初から完璧に動くわけではなく、トライ&エラーの積み重ねで成長していく存在です。少しずつ課題を見つけて修正していく過程の中で、チームに新しい気づきや一体感が生まれます。

諦めずに向き合っていけば、ロボは確実に現場を支えてくれる力強いパートナーになります。その挑戦の積み重ねこそが、医療現場の新しい成長につながっていくのだと思います。

医療法人社団 輝彩 ヒカリノ診療所 理事長 平山 匡史 様

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モレナクとは

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